マグノリアの花たち

映画、マグノリアの花たちを見た。

最初の30分は正直、全然掴みどころがなくて、入ってゆけなくて、いったいここから面白くなるのだろうか、と疑問に思っていた。だけど中盤の突然のシリアス展開と、そこからのブラックユーモア&女たちの応酬はなかなか見応えのあるものだった。

 

昔のアメリカの田舎の、なんでもありな感じも感じ取れた。

 

むりやりつなぎとめようとする友情ではなくて、こんな風に嫌でも一緒にいて、日々の一喜一憂を共有することで強固になっていくような人と人とのつながり方が、今はやけに難しい。そんな時代になったものだな、となんだかしみじみとしてしまう。